身体がストレスを感じにくい食事の工夫
MEAL
古の雅が息づく京都市にて、五千年にわたり受け継がれてきた生命の叡智を今に伝えるため、歩みを進めてきました。食事を自分自身を養ってくれるものとして丁寧に扱い、甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋みの六つの味を順に味わうことを大切にしています。また、心が揺れやすい時には辛味を控える等、味の配分を見直すことによって、日々の調子を穏やかに保つことも必要です。
心の状態を意識しながら味わう料理
アーユルヴェーダが伝える六つの味。
それは、私たちの生命の輝きを呼び覚ますための、自然からの贈り物です。
甘味は安心感を、酸味は集中力を、塩味は生命力を。
辛味は行動力を促し、苦味は判断力を高め、渋味は安定をもたらす。など…
この六つの味の旅路が、心身に穏やかな調和をもたらすと伝えられてきました。
めまぐるしい日常で心が揺らぐとき、その声は食の好みに現れます。
焦りや不安を抱いたまま口に運べば、身体は鏡のようにその想いを映し出すでしょう。
たとえば、内なる炎が燃え盛る日には、刺激的な辛味をそっと手放してみる。
そうして味の配分に心を配ることで、
私たちは自らを深い安らぎへと導くことができるのです。
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六味の順序や比重を意識した食事
食事は栄養を満たすだけでなく、味の巡りを丁寧に感じ取る時間でもあります。甘味がやわらぎを生み、酸味と塩味が感覚を呼び覚まし、辛味が流れを促し、苦味と渋みが静けさをもたらすといった順序に沿うことによって、心身の中に自然な調和が生まれます。季節や身体の状態に合わせて六味の比重を見直すことも必要です。京都市にて、アーユルヴェーダの知恵を食の営みに重ねてまいりました。知識と経験を活かしてお一人おひとりの体質に寄り添った食事を提案します。ぜひお気軽にご相談ください。